初めての中米。異国の空気にどっぷり浸かったキューバの旅。

学生のころ、「全く行ったことがない国に行ってみよう」と思い立ち、友人2人と選んだのがキューバでした。
そのときの私にとって、中米はまさに異国。飛行機を降りた瞬間から、甘いような温かいような独特な雰囲気。

「これがキューバの香りか!」と感動したのを覚えています。浮足立つ私たちを乗せたタクシーはまず首都ハバナのホテルへ。
豪華なホテルだったのですが、とにかく英語が通じない。フロントのスタッフでも英語を話せるのはわずか数名。
レストランや店ではさらに通じない。それでも身振り手振りでなんでも通じてしまうのだから、言葉などなくてもどうにでもなるな、と感じました。

ハバナの街角では、いたるところでノリの良い音楽が流れ、それに合わせて歌ったり踊ったりしている人をたくさん見かけました。
そんなノリにつられて声をかけてきた店員さんから定価の5倍の値段でモヒートを買わされたのも良い思い出です。
トリニダー旧市街の歴史的な街並みも目に焼き付いています。古い石畳やパステルカラーの民家など、歴史を感じながらもかわいらしさのある風景が新鮮で印象的でした。

キューバでは時間がゆったりと流れていました。
何をするでもなくただベンチでぼーっとしている人や、バルコニーで気持ち良さそうに昼寝をしている人。
社会人になってあくせくとした毎日を送る今、ふとキューバでの時間を思い出します。